■■ 子供の行動が変わった
先日の記事でふれましたが、子育てに行動分析を応用したことの経過をお知らせします。
長男に「靴を脱いだ後はそろえる」という行動を身につけさせようと思い、それができた時には褒めまくりました。そして、自分がいないときには妻に褒めてもらうように協力をえました。
長男に「靴を脱いだ後はそろえる」という行動を身につけさせようと思い、それができた時には褒めまくりました。そして、自分がいないときには妻に褒めてもらうように協力をえました。
そうしたら、1週間もしないうちに言われなくても靴をそろえるようになったのです!まだ、完璧とはいえませんがほぼ毎回「靴をそろえる」ことができるようになったのです。
当初は、褒めるだけではダメかなと思っていました。お菓子をあげたりとか考えていましたが、意外と簡単でした。
褒められない → 靴をそろえる → 褒められる
当初は、褒めるだけではダメかなと思っていました。お菓子をあげたりとか考えていましたが、意外と簡単でした。
■■ 行動分析の視点で考察してみる
「靴をそろえる」という行動をすることによって、親から褒められるという好子(メリット)が発生する。それにより、「靴をそろえる」ことが強化され、行動をくり返すようになったわけです。
これでも行動が変化しなければ、違う好子を考えてみる必要があった。例えば・・・
おやつがない → 靴をそろえる → おやつがある
こんなのも使えそうです。
行動を起こすことによって、おやつをもらうというメリットが伴えば行動はくり返される。
しかし、今回は褒めるだけで大成功!!
子育ても行動分析学の視点を持っていれば、違った関わり方ができますね。
■■ 子育てにも行動分析学を応用してみよう
子育てで、なかなかうまくいかないことは多々あります。そんな時に、この子は「言うことを聞かない子」だとか「だらしがない子」という感情的な評価をしてしまいがちです。
しかし、行動分析学を応用することでそういった評価をせず、関わり方を見直すことができます。望ましい行動ができていない場合にはメリットがないから行動しないんだなと考えれます。
普段とは違った視点から、子育てを考えてみませんか?
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