2012年10月11日木曜日

子供の成長をも妨げる『自分でやった方が早い病』




昨日紹介した自分でやった方が早い病ですが、これは単なるビジネス書ではありませんでした。

この病を理解し、対処方法をを身につければ、人生においていろいろなことに応用できます。




ビジネスマン必見の1冊 「自分でやった方が早い病」



そもそも、自分でやった方が早い病とは・・・

「まわりの人への任せ方がわからない」「いい仕事があがってこないから任せたくない」「教える時間がないから自分でやる」ー。 
これが「自分でやった方が早い病」という病です。 
ーこの病を克服すると本当の成功、本当の幸せがやってくる。


人生のどのような場面で、生かすことができるのか?


まずは、子育て



子育てのいろんな場面で、自分はこの病に冒されているなと感じます。子供の成長を支援するのが親の役割なのに、それを阻害しているのではないかとこの自分でやった方が早い病を読んで思いました。

自分でやった方が早い病の根本の原因は、利己主義であるとしています。



「人のため」と言いながら、自分の利益しか考えていない(p80)


どんな人でも自分のことが可愛いのだが、それが行き過ぎてはまずいということです。


例えば、こんな場面。


自分でご飯を食べるようになってきた息子。しかし、上手には食べることができずにこぼしてしまったり、時間がかかってしまう。そんな時、イライラしてしまい、ついスプーンを取り上げ、食べさせてしまう。


こういった経験は、子育て経験者ならきっと分かるはずですよね?!

この病の典型的なものではないでしょうか?


子供の成長を阻害している


例に挙げたような場面で、手を出してしまうことは子供の成長を妨げていると思います。子供がまだできないから、食べさせてあげないといけないと言いながら、自分が早くイライラから開放されたいだけなのです。

まさに、利己主義


子供はいろいろな経験をして、成長していくもの。どんどん失敗させなければなりません。じっくり待ってあげればできるのに、親の都合で介入してしまう。子供が自立していく姿を楽しまなければいけないのに・・・


この病に立ち向かう


病を克服するためには、必死の努力が必要です。今までの思考を根本的に見直す必要があります。

この本には、その処方箋がわかりやすくまとめられています。

みなさんも、ぜひ読んでみてください。