半年前の自分は、まさにこうだった…『 自分でやった方が早い病 』。
まだ読みかけだけど、内容が自分の姿を映しているかのようだったので、まとめてみたいと思いました。
著者の小倉広さんは、あらゆる仕事を抱え込み、そのストレスからうつ病になってしまったそうです。そういった経験から、仕事を任せて人を育てることの大切さを学んだとのことです。
キッカケ
この本を読もうと思ったキッカケは、2つ。
1つは、他部署の職員から上司についての相談を受ける機会が増えたこと。その相談とは、仕事をひとりで抱え込んでしまい、自分たちが信頼されていないのではないかという内容であった。そんな相談を受けるうちに、自分も少し前はそうだったかもしれないと思い、何かしなければというキッカケ。
2つ目は、部下の昇進について考えるようにと上司から指示があったこと。任せられる人材はいるのだけど、どうしても不安が残る。
その不安を払拭したいと思い、たどり着いたのがこの本。即買い!
自分でやったほうが早い病ってなに??
自分でやったほうが早い、人に任せることができない、任せても満足いく結果が得られないから任せないという思考の持ち主のことを「自分でやった方が早い病 」としています。
こんな経験みんなあるのではないでしょうか? 管理職でなくても。
- 仕事では…チームメンバーの仕事が遅ければ、その人ができるのを待たずにその人の仕事をやってあげる。
- 子育てでは…子供が、がんばって自分でやろうとしているのに、手を出してしまう。
誰しもが経験する「自分でやった方が早い病 」。
それを5章構成でわかりやすく解説してあります。
- 病が進行すると…
- 病を克服すると…
- 病の根本は?
- 病への処方箋
- 病の再発予防
自分がこの半年間で経験してきた感動、幸せが全て盛り込まれています。
部下に仕事を任せて、共に成長したいと関わり続けたこの半年間は、間違いではなかったと思える1冊。
仕事をするうえで大切にしている言葉 「部下を輝かせろ」 が、この本を読んでさらに磨きがかけれそうです。
まずは、簡単な紹介まで。
自分の経験と照らし合わせながら、さらに読み進めていきます。